兄弟・友人の借金苦

多重債務などというものとは、自分とは一生無縁だと思っていたエリートサラリーマンのAさん。
職場にも恵まれ、給料もよく、ほどほどに忙しい生活を送っていました。
しかしある日、疎遠にしていた弟から電話があり、勤めていた会社が倒産したことから失業し、それがきっかけで消費者金融からお金を借りるようになり、次から次へと借金を重ねてしまう多重債務状態に陥っているという告白を受けました。
兄として、Aさんはどういう対応をとるべきでしょうか。

「借りたものは返すべきだ」「借りる方が悪い」などといった言葉で責め立てるのは正しい対応ではありません。弟さんは心を閉ざし、一人で問題を抱え込み、最悪の場合は犯罪に走ったり、思い詰めるあまり自殺を図るおそれもあります。

では、お金にゆとりがあるので、立て替えて払ってあげるのはどうでしょうか。
全額を立て替えて払ってあげれば、その場では問題はおさまります。しかし、それでは多重債務に陥った根本的な原因は解決しません。また「また兄に頼れば解決してくれる」という甘えを持ってしまうおそれもおります。そうなると、再び借入れを繰り返してしまうこともあります。

ですから、多重債務になった人から相談を受けたら、責めない、立て替えない、という対応が正しいといえます。そして、必ず解決方法があることを知らせ、行政の相談窓口や自治体の法律相談、法テラス(日本司法支援センター)への相談など、専門家へ相談をするよう誘導しましょう。

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